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三宝荒神様 -
願成寺に祀られている三宝荒神様とは、
大日如来・文殊菩薩・不動明王の三体の仏様が合体し、
仏法僧の三宝を守護すると同時に不浄を厭離(おんり)してくださるとされています。
大日如来は、光り輝く太陽のお力を頂いて世情の全てを包み込み、平和を守る仏様。
文殊菩薩は、知恵の仏様として「三人寄れば文殊の知恵」ともいうように、この上ない学問の仏様。
不動明王は、人の心に潜む邪気を切り払い、悪い心を縛り、善心を起こさせる仏様。
また三宝荒神様は、不浄を嫌い、火は全てを焼き付くし清浄する事から、
火のある所にいると結びつけられ、竃(かまど)の守り神様とも言われています。
そもそも三宝荒神様は、日本に於いては神仏習合の中から生まれてきたもので、
私たちの生活を支える「火」・「水」・「土」を守る神様と云われ
一番身近な民間信仰の神様として信仰されてきました。
そして願成寺では、お寺を護る伽藍神として三宝荒神様をお祀りし、
地域の皆様からは農業の神として信仰を集める一方、
家内安全(ご家庭の円満祈願)・家運増長・身体健勝(健康祈願)
火災消除(火事防止祈願)・開運招福・厄難消滅・商売繁盛・学業増進などの
ご利益もあるとして長年に渡り篤く信仰されています。

由来について -
時は、約1400年前にまで遡り、615年。
百済の国の聖明王の第三皇子であった淋聖太子が推古天皇の御世に、
聖徳太子に教えを請おうと渡来された折りに、航海の安全守護の為に供奉されたとの伝えがあります。
淋聖太子は、西国第一の守護大名であった大内氏の祖先だと言われている方で、
佐波郡多々良浜(現在の防府市)に上陸され、同郡高倉の地に瀬戸内の守護神として祀られ、
沖を通る船はよくよく礼を尽くすように伝えられました。
時代とともに言い伝えは薄れ、海難事故が多発するようになり、
大内氏11代当主茂村の御世に、海の見えない平川(山口市)の毘沙門山に環座され、
山の名前も高倉山(たかくらさん)と改称されました。
この頃より農業の神として信仰を集め、現在に至っております。

現在に至る -
明治10年に明治政府の寺社統合令により、
三宝荒神様が祀られていた願成寺が廃寺にされていた頃、
明治12年に現大田の地に願成寺の再興が叶い、三宝荒神様が祀られたものであります。
この時毘沙門天像も同時に遷座され、
今も三宝荒神像の守り神として同じ社の中に祀られています。
また、三宝荒神像は秘仏とされ、平時は逗子の扉が閉じられ拝顔できませんが、
25年ごとの三宝荒神祭(2/28)の日(次回は2030年)に扉が開かれ御尊像を拝む事が出来ます。



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高倉山 願成寺「寄添寺」曹洞宗禅寺 -たかくらやま がんじょうじ「よりそいでら」 〒754-0211 山口県美祢市美東町大田5684 TEL : 08396-2-0212

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